新しい教室は検索から見つけてもらうのが無理な時代になりました

ブログを書いたからと言って検索上位にはなれない

私は開業(お菓子教室)から15年間、レッスンの記録を全部ブログにアップし続けています。

だいたいの流れとか思いついたことをささっと載せています。以前は写真を載せていましたが2年前から1分以内の動画にしました。毎回詳細に書いていたら死ぬのでレッスンブログに時間はかけません。

「全レッスン記録してるなんてすごいコンテンツだ」と言われますが、内容は本当に大したことがありません。笑

それだけ更新してますが、ブログが直接的な集客やSEOになっているかというと、正直実感はないし、「子供お菓子教室」の検索で1位になりません。

15年に渡り子供専門でお菓子教室をやっているうちより「子供お菓子教室」に値するホームページはないと自負してますが、グーグルの検索アルゴリズムは色々変わるのでSEOは気にしてません。

ブログをがんばって書いたところで検索上位になれる時代ではないんです。残酷ですね。

だからといってブログを書く必要がないかというとそうでもないんです。

ブログの意義と目的を理解しよう

ホームページにはある程度のコンテンツ量(ブログの数も含む)と更新が必要です。
新規でホームページを開設したら、レッスンのことでも専門技術のことでもいいので、なるはやでブログを増やす必要があります。しっかりと中身のあるブログ最低でも30本はあった方がいいでしょう。これではじめて「ホームページとしての体」が整います。ブログのないホームページは仮店舗営業のようなもの。お客さん来ないです。

しっかりとした中身のあるブログ30本大変って思うかもしれませんが、教室の先生は何らかのプロフェッショナルなのだから、自分の専門ジャンルのことで30本くらいのブログは熱を持って書けるはずです。

グーグルは「その筋の専門家」ということと「客観的な評価を持っている」ことを重視するそうです。なので専門分野に関するブログを書きましょう。日記やレッスンに関係ない趣味の話じゃ意味がないですよ。後者は他サイトからリンクして貰う(バックリンク)とか著書があるとかグーグルビジネスプロフィールでの評価などですね。

 

書いたブログを活かすもう一手が必要

結構大変なブログを書いたところで申込が増えない。そこでほとんどの人が挫折します。

期待するから挫折しちゃうんです。ブログ書いたから生徒が集まるなんていうのはナイと思えば良いのです。

ホームページにのせたブログは「こういう人がこういう教室をやっているんですよ」という紹介ができただけで、集客には、さらなる仕掛けが必要です。

チラシを作って周りの人に配るとか、SNSで発信するとか。まず近い距離の人に教室を知ってもらい、興味を持った人がホームページに来てもらいましょう。そこでいいなと思ったら申し込んでもらえるというのが集客のスタンダードな流れです。

新しい教室の場合は検索で見つけてもらう確率はほとんどないと思った方がいいでしょう。

なので近い距離の人への宣伝がポイントなんです。カフェやショップにチラシが置いてあったのを見かけたら興味のあるものだったら手に取りますよね。インターネット検索の難易度が上がってしまった今はアナログな手段の方が効果的だったりします。

 

でも、せっかくホームページに来てくれてもレッスンの魅力が伝わらなかったらそこでおしまい。興味を持ってくれた人の琴線に触れるようなブログを書く意味、おわかりいただけたでしょうか。

 

検索されるホームページはどうやって作る?

先程私は「レッスンブログは内容が大したことないことしか書いてない」と書きました。SEO1位ではなくてもミサリングファクトリーのホームページはとても強く、新規の7割は検索からの申込です。

「話が矛盾する!」と思いますかね。

からくりは、検索に強いブログ数本含めレッスンブ以外のブログがたくさんあるからです。特別なテクニックではなくコツコツブログを増やし続けたからの今なんです。対外的な評価や実績も載せています。ここまで構築するとちょっと楽ですよ。

 

検索に強いホームページに育てるには時間と実績が必要で、それ以外の道はないと思ってください。千里の道も一歩から。地道にがんばりましょう。

 

 

今週(2022年5月25日)開催のオンライン講座は「最強ブログの作り方」をテーマにブログを書く時のポイントをご紹介します。
ぜひご参加ください。>「教室の先生だからできる最強ブログの作り方」

記事を書いた人

松本美佐
松本美佐
お菓子教室&コミュニティ「ミサリングファクトリー」主宰。2007年開業16年の実績。全クラス満席、キャンセル待ちの人気教室。好きなことは山登り、温泉、旅行、焚き火。しかしアウトドア派と思われがちな完全インドア派。コロナ以降は、中華アニメ、ドラマ、小説にはまり、快適な引きこもり生活を送っている。中国語学習者。
将来の夢は流しのお菓子教室→絵描き→中国に行きたいと変遷中

★大人だって日々チャレンジ「教室経営本当の話(旧オトナチャレンジ)」更新中★

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