いろいろ無理なので少数派をねらえ!

私、Podcast番組「Over the Sun」のファンなんですけど、聴いてる読者さんいるかなあ?(気になったら後でググってみてね)

ジェーン・スーの鋭い視点や語彙力、フリーアナウンサー堀井美香の少々情弱でアナログなところ、その二人の掛け合いが面白くて好きです(笑)
それに、リスナーからのメール文も秀逸で、マーケティングな視点でも面白いんですよねー。

で、この前リスナーのメールで「ほー」と思ったことがあって。
「本屋さんではつい料理本を買ってしまう。作る目的ではなくカラフルな写真を眺めているだけでも癒される。」という内容でした。

「料理本は売れない」という思い込みを覆され、こういう発想もあったか!と感心したのでした。
買う目的は人それぞれなんですよね。それが少数派だとしても。

ウェブの話をしましょう。

最近、「ウェブでは文字を読まない」と言われています。私も最初に目に入ったものが文字だらけだと高確率で読みません。
画像中心で短文のSNSに慣れてしまったのか、私が老眼だからか(涙

今の時代、ウェブで長い文章を読む人はたしかに少数派なんでしょうね。でも、だからと言って文字を削り画像や動画を多用するのがいいのかというと、私は違うと思ってます。

「読まない」のは、単に「興味がないから」、これに尽きるのでは。興味があったら隅々まで読むんじゃないかな。そう思うのは私だけ?

「この教室どうかな、良さそうだな」の段階では、それほど真剣に見ないと思うんですね。本気で「通ってみたい」と思えば、隅々まで見るし、文章も読むと思うんだけど。

と、常識ではそうかもしれないけど、残念なことにちゃんと読まない人は多くなった気がしてます。読むべき箇所もすっ飛ばすw そんな話をよく聞きます。

「文字を読まなくなったから」といって、単純に文章を削ればいいかというとそうではないってことですね。文章を読める人が少数派だとしても、「ちゃんと読んでくれる人を生徒さんとして迎えたい」と思うなら、文章で伝えたらいいんです。
読まずに来て「思ってたんと違うー」と言われても困るし、「そういう人は自分の生徒にならなくていい」くらい割り切っていいのでは?

「文字を読まない」のは一般論。多数派です。多数派を取り込むのは個人では無理なのですよ・・
だから、理想の生徒さんが少数派でも、そこをねらえ!ということです。

今回言いたいのは以上です。

記事を書いた人

もち月りえ
もち月りえウェブコンサルタント
東京下町生まれ&育ちの酒豪と見られがちな下戸。愛ある辛口の人。
座右の銘:継続は力なり。趣味:テニスとゴルフ。
ウェブが苦手な人の伴走者。やる気があれば必ずできるようにるので大丈夫。一緒にがんばりましょう。

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