教室の先生のマーケティング力を高める日々の筋トレ

人気店は必ず努力をしている

先日お菓子教室の生徒さんから聞いた話です。ある人気菓子店が「最近のコンビニスイーツのクオリティはすごい。個人店が優るのは鮮度と独創性。」と言っていたとのことです。たしかに大量に作って物流に載せるコンビニスイーツは複雑な組み立てのお菓子を作ることができないし、新鮮は絶対無理です。さすが人気店の経営者さん、センスの良いポイントを見つけるなぁと思いました。

どんなに小さな事業でもマーケティングは必須

なんとなくやってても良いものであれば売れる時代ではない今、生き残るのは大変です。

私がお菓子教室を開業してまもなくリーマンショックが起こり、街のケーキ屋さんパン屋さんがことごとく閉店していきました。この数年はコロナの影響で飲食店が無くなっていきました。でも残っているお店もたくさんあります。そしてよく観察すると、続いている店は上述のような工夫をしています。廃業した店が努力をしていなかったということではないと思います。でも時代に合わせることや消費者の求めているものを汲み取り反映していくことができなかったのだと思います。

教室業を見てみましょう。コロナ渦は教室業に大打撃を与えました。この数年止めてしまった、あるいは休業から復活できない教室が本当に多いです。一方、2019年春の数ヶ月は休業したものの、現在は当たり前に営業している教室もたくさんあります。(ちなみに私の教室はまったく休業していません。)

 

トレンドの影響が大きい販売業と教室業は異なるものではありますが、それでもやはり今時代が何を求めているかを知った上で経営しているか否かは大きいです。教室経営は”レッスンをするだけ”では成り立ちません。

例えば、何年もリニューアルしていない古いホームページ、申し込みは電話かE-mailのみ、支払いは現金という教室と、わかりやすいホームページで申し込みはオンライン、デジタル決済もできる教室ではどちらに行きたいと思うでしょうか。

個人教室は先生の魅力で生徒が集まります。時代に合わせてアップデートしている先生とそうでない先生ではどちらから学びたいと思うでしょうか。これがすべてではないとしても、生徒さんは教室を選ぶ時こんなポイントで判断することもあるのです。

うちは新しい教室だからそこまでひどくないと思う方が大半だと思います。でもこのことをぜひ心に止めておいてください。今はよくてもあっという間に古くなっちゃうんです。

 

時代に合わせる、世の中のニーズを知るって言ってもどうしたらいいんでしょう。そこがマーケティングです。

 

教室の先生にお勧めのマーケティング力の鍛え方

私は特別に勉強する必要はないと思っています。

マーケティング関連の本を読んでもいいし、TVやSNSでトレンドを知るのもいいでしょう。でも、自分自身が消費者なのだから日々の生活が実践の学びの場です。店やサービスを利用した時に「何が良いのか」または「何が良くないか」「どんな工夫をしているか」を分析してみたり、いつもの街がどんな風に変化しているかをウォッチしています。大事なのはその後で「情報をどう分析し、なにを見つけるか」です。分析するためには様々な知見が必要になりますから、必然的に普段からいろんなことを知りたくなるし人の話も興味を持って聞くようになります。この積み重ねで脳が鍛えられていくと、何かを判断する時に自ずと”自分らしい最適解”が出せるようになります。

リトルヘルプで私たちが書いている記事はまさにこれ。実体験から得たことや感じたことを大切に私たちらしい”解”を伝えるようにしています。

マーケティング力を鍛えるための日々の脳の筋トレは、教室経営ひいては自分の生活や人生にも大いに役立ちますから、ぜひ情報収集と思考する力を鍛えてくださいね。

 

 

ちなみに私はビジネス書はほぼ読まないし、TVはまったくないので見ません。別に否定しているわけでもないし嫌ってもいないんですけど、そういう元々習慣です。その代わり人と関わること話すことにはすごく興味があって、広い交友関係を持っています。SNSはTwitterが大好きです。これも”誰かのやり方”を踏襲するのではなく、自分のライフスタイルや志向に沿った方法を選んで、楽しんでいきましょう。

 

記事を書いた人

松本美佐
松本美佐リトルヘルプ代表社員
お菓子教室&コミュニティ「ミサリングファクトリー」主宰。2007年開業の全クラス満席、キャンセル待ちの人気教室。好きなことは山登り、温泉、旅行、焚き火好き。アウトドア派と思われがちな完全インドア派。漫画、アニメ、読書はもっぱらハイファンタジー。
将来の夢は流しのお菓子教室をやりながら旅をすることだったけど、最近は絵描きになりたい。。

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