ほんとうの”集客力”は自分の中に

集客、どんなビジネスでも永遠の課題。「今○○がいい」って聞いてそれをやってみても、トレンドがすぎれば効果は目に見えて薄れる。Twitter、フェイスブック、インスタグラム、みんなそうでした。
 
そういえば「フェイスブック集客専門家」を名乗っていた人たち、今どうしてるんだろう。お元気でしょうか…。

「集客のプロ」はあっても「フェイスブック集客のプロ」というのは短期的なもの。今回はこの違いについて考えながら、集客のために本当にすべきことについて考えてみます。

例えばあなたが集客に悩んでいて相談するなら「集客のプロ」「インスタグラム集客のプロ」どちらのプロを選びますか。

 

私は迷わず「集客のプロ」を選びます。理由はふたつ。

インスタグラムだけで集客できるとは思わないから。そして本当に集客について分かっている人だったら「インスタグラムの」とは謳わないはずだから。

 

経営は選択の連続です。迷うことはたくさんありますが、いつも”本質はなにか”を思考の中心に置くと、段々と自分自身のぶれない軸ができていき、ものごとの判断も段々楽になります。自分が磨かれていく感覚ですね。

 

最近、うちのお菓子教室に来ている生徒さんから聞いた話をご紹介します。

彼女は神奈川県在住の中学1年生。ある習い事で新宿まで1時間以上かけて通っているそう。家の近くにもありそう習い事なのに「なんでそこ?」と聞いたら「昔、お母さんが通っていて、すごくいい先生だからそこがいいよって。」

世代を継いで選ばれている教室。きっととてもすてき先生なんでしょうね。

素晴らしい教室が長く続くことは生徒さんにとっても嬉しいことなのです。

 

皆さんも「この先生のところへ行きたい!」と思われる教室を作ってください。そうすればHPがちょっとくらいイケてなくても、インスタグラムのフォロワーが少なくても集客にはさほど影響がありません。

これが本当の”集客力”だから。

記事を書いた人

松本美佐
松本美佐
お菓子教室&コミュニティ「ミサリングファクトリー」主宰。2007年開業16年の実績。全クラス満席、キャンセル待ちの人気教室。好きなことは山登り、温泉、旅行、焚き火。しかしアウトドア派と思われがちな完全インドア派。コロナ以降は、中華アニメ、ドラマ、小説にはまり、快適な引きこもり生活を送っている。中国語学習者。
将来の夢は流しのお菓子教室→絵描き→中国に行きたいと変遷中

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