近年、日本でもスポーツベットに関する記事をよく目にするようになりました。
スポーツベットとは、スポーツの試合結果にお金を賭けるものです。
オンライン化の進展により、パソコンやスマートフォンを使って簡単にスポーツベットを楽しめるようになったことが、その人気の理由と考えられます。
NBAやMLBなどの海外のメジャースポーツはもちろん、日本のプロ野球(NPB)やBリーグも賭けの対象になっています。
また、日本の競馬もスポーツベットサイトで幅広く取り扱われています。
この記事では、スポーツベットの入出金方法や利用時のルール、さらに競馬に賭ける際におすすめの優良サイトなどについて詳しく紹介します。
- スポーツベットサイトで競馬に賭けを行う方法
- スポーツベットサイトへの入出金方法
- 競馬に賭けられる良質なスポーツベットサイト
- 出走取消や同着になった場合の判定
- 競馬の基本的な賭け方
- 競馬の特殊な賭け方
- まとめ
スポーツベットサイトで競馬に賭けを行う方法
スポーツベットサイトで競馬に賭けを行うには、まずサイトに登録する必要があります。
メールアドレスや住所、電話番号などを入力すると、電話番号やメールでアカウント認証用のコードが送られてきます。
それを入力し、確認用のコードを入力すればアカウントを作る事が出来ます。
参照画像:クイーンカジノの新規登録画面
登録出来るサイトはたくさんありますが、出金を拒否してきたり、突然アカウント閉鎖を行ってくる悪質なサイトも多いです。
そのため、出来れば後述する競馬に賭けられる良質なサイトの利用を推奨します。
また、競馬は扱っているオンラインカジノが少ないので、せっかく登録しても競馬に賭けられないという事も多いです。
登録する前に、競馬にかけられるかどうかを一度確認しておいたほうがいいでしょう。
スポーツベットサイトへの入出金方法
スポーツベットサイトで競馬に賭けたい場合、入出金方法はたくさんあります。
簡単な方法としては銀行口座での入出金です。
これは単純にATMを利用して入出金を行う方法になります。
しかし、残高が反映されるまで数時間~1日ほどかかるし、スポーツベットをサイト利用しているのが銀行に発覚された場合、口座凍結をされるリスクがあるのでオススメは出来ません。
PAYZやマッチベターという方法で入出金も可能ですが、こちらは入出金の手数料が4000円ほどかかってしまいます。
専用の口座を開くまでに数ヶ月かかるという点もデメリットです。
近年では仮想通貨を介して入出金を行う方法が主流になっています。
具体的には日本と海外に仮想通貨の口座を開き、海外を経由してスポーツベットサイトへ入金を行います。
著者はビットポイントからKUCOINを経由して、スポーツベットサイトへ入出金を行っています。
海外を経由せずに直接スポーツベットサイトへ入出金していると、仮想通貨の口座が停止されてしまいますので、スポーツベットサイトを利用したい場合は必ず海外を経由しましょう。
参考画像:クイーンカジノの出金画面
ロールオーバー
ロールオーバーとは、お金を出金する為に行わないといけない賭け条件の事です。
スポーツベットサイトでは入金したお金は必ず1回は賭けないと出金ができません。
サイトによって条件は様々ですが、入金額の3倍や5倍を賭けないと
出金ができないサイトもあるので入金する際は気をつけましょう。
なお、入金額の1倍と書いてあるものは入金した全額を1回賭ければOKという意味です。
以下にロールオーバーの一例を紹介します。
STAKE→オッズに関わらず入金額の1倍を賭ける
ピナクル→オッズに関わらず入金額の3倍を賭ける
1xBET→オッズ1.1倍以上に入金額の1倍を賭ける
スポーツベットアイオー→オッズに関わらず入金額の1倍を賭ける
出金のしやすさに直結する大事な情報の為、スポーツベットサイトを利用する場合
一番最初に調べて把握しておきましょう。
レースが中止になり行った賭けがキャンセルになったり
賭けた馬が出走取消で返金になった場合
殆どのサイトはロールオーバーとみなしてくれないので気を付けましょう。
参考画像:スポーツベットIOの利用規約
KYC
KYCとは本人確認の事です。
正式名称はKnow Your Customerと言い、免許証や住民票などをサイトに提出して本人確認を行います。
スポーツベットサイトを利用していると、突然サイトからこれを要求されます。
その場合はKYCを完了するまで出金が不可能になります。
もしくは最初にこれを行わないとサイトの利用や出金が出来ないサイトもあります。
なぜこんな事を行う必要があるのかと言うと、同じサイトに複数のアカウントを作って、入金ボーナスを何度も利用されるのを防止する為といった様々な理由があるからです。
余談ですが、スポーツベットサイトで複数のアカウントを作ると、即座にアカウントが凍結されるので気をつけましょう。
オッズ
オッズとは払い戻し倍率の事です。
競馬をやっている方なら良くご存知だと思います。
ただし日本の競馬と違い、スポーツベットサイトは賭けた時点のオッズが適用されます。
ある馬の複勝が1.7倍の時に賭けて、レース直前に1.3倍まで落ちたとしても
賭けた時点の1.7倍のオッズで払い戻しされます。
仮に1万円を賭けて勝利した場合、1.7倍だと+7千円、1,3倍だと+3千円となり
実に4千円もの差が出ます。
競馬を良くやっている方ならこれが如何に凄い事か良く分かると思います。
このように、同じ金額を賭けても払い戻し額が全く違ってくるので
賭けるタイミングはとても重要です。
日本の競馬のように、試合開始時のオッズが適用されるサイトも稀にありますが
基本的にスポーツベットサイトは固定オッズとなっています。
参考画像:この時点で2番Mont saint Primoの単勝に賭ければ1.9倍で払い戻しされます
日本のオッズは最終的に単勝1.7倍でした
ベット規制・アカウント停止
スポーツベットサイトを利用していると、突然アカウントが閉鎖させられたり、賭けられる金額が小さくなるベット規制を受けたりします。
スポーツベットサイトは、アカウントにアクセスしている住所やIPアドレスなどをチェックしています。
そのため、同じアカウントに複数の端末からログインを行っているとアカウントが停止される可能性が高いです。
スポーツベットサイトを利用する場合は、なるべく同じ端末を使いましょう。
ベット規制に関しては、どのサイトでも起こる可能性があります。
100万円など大きく勝利した場合、ベット規制を受けやすいです。
ベット規制を受けてしまうと、賭けられる最大額が100円程度になってしまい、実質的にサイトが利用不可能となってしまいます。
一度規制を受けると解除は不可能なので、その場合は他のスポーツベットサイトを利用するしかありません。
参考画像;川崎フロンターレの勝利には447ドル賭けられるが
ロサンゼルスドジャースの勝利には6ドルしか賭けられない(ベット規制)
競馬に賭けられる良質なスポーツベットサイト
スポーツベットサイトにも良いサイトと悪いサイトがあります。
悪質なサイトはアカウント削除や出金拒否を勝手に行ってくるので
絶対に利用してはいけません。
ネットで調べて評価が高かったサイトが悪質なサイトだったというパターンも多いです。
サイトの良し悪しを見分ける方法については、実際に利用した人に聞くしかありません。
著者は今まで色々なサイトを利用してきたので、その中でも利用しやすくて安全な
良質なサイトを紹介していきます。
・スポーツベットIO https://sportsbet.io/ja/sports
(初めて利用する人にオススメのサイト、2着以内にも賭けられる)
・ステイク https://stake.com/ja
(スポーツベットIOのようなサイト、単勝と複勝しか賭けられないのが少し残念)
・クイーンカジノ https://1xbet.com/ja
(競馬、バスケットボール、サッカーなどが賭けれらる以外にも、スロット・パチンコなどが遊べる)
・BET365 https://www.z1.bet365.com/#/HO/
(2000年から運営している老舗のスポーツベットサイト
大手なので信頼感もあり、4、5着以内にも賭けられる。
仮想通貨が利用出来ないのだけがデメリット)
参考サイト;日本競馬に賭けられるおすすめブックメーカー6選!JRAとの違いも解説
出走取消や同着になった場合の判定
スポーツベットは賭けられる競技がたくさんありますが
競技やサイトによって延長戦を考慮する、しない等色々な判定があります。
ここでは競馬の一般的な判定について解説します。
競馬の場合、基本的には日本と同じルールです。
日本ではレース中に落馬した場合、返金されず賭けは負け
レース前に競走除外された場合は返金となりますが
スポーツベットサイトもそれと同じルールが適用されています。
また、災害や悪天候などでレースが中止となった場合
48時間以内に再開されなければ返金となります。
特殊な事例ですが、同着で賭けが勝利になった場合
オッズの半分で払い戻しされるルールが採用されています。
複勝4倍に賭けて、賭けた馬が同着だった場合2倍で払い戻されます。
詳しくは参考サイトを御覧ください。
参考サイト;ブックメーカーで競馬に賭けて同着だった場合の払い戻しはどうなる?
参考画像;スポーツベットアイオーの競馬の賭けルール
競馬の基本的な賭け項目
競馬には色々な賭け項目がありますが、ここでは基本的な賭け項目を解説します。
単勝→選んだ馬が1着なら勝利
複勝→選んだ馬が3着以内なら勝利
SP→スターティングプライス、締切り直前のオッズの単勝=JRAのオッズと同じです。
EW→イーチウェイ、単勝と複勝に同じ額を賭ける賭け方です。
以上が競馬の基本的な賭け項目になります。
サイトによってはSPやEWにしか賭けられない場所も存在します。
日本では馬連や枠連、3連単やワイドなど色々な賭け方がありますが
スポーツベットサイトには基本的に単勝と複勝しか存在しません。
オッズは高いですが色々な賭け方が出来ないのは
スポーツベットサイトのデメリットと言えるでしょう。
BET365のように馬連や3連単などを扱っているサイトも稀に存在します。
参考サイト;ブックメーカーで競馬に賭ける方法
参考画像;スポーツベットアイオーの賭け画面
BET365の払い戻し画面
競馬の特殊な賭け項目
競馬の特殊な賭け項目として、アンティポストというものがあります。
サイトによってはアウトライトと記載されている場合もあります。
数週間、数ヶ月先のレースに予め賭けるやり方です。
前の項目でも書いた通り、スポーツベットは賭けた時点のオッズが適用されるので
オッズが高い段階で予め強い馬に賭けることで、期待値を取る事が可能です。
ただし、自分の賭けた馬が競走除外になった場合は返金がされません。
通常のレースだと競走除外は返金対象ですが、アンティポストは対象になりません。
その点だけには注意して賭けるようにしましょう。
逆に自分の賭けた馬以外が競走除外になった場合でも賭けは有効になるので
強い馬が出走取り消しというニュースを見てから賭ける事も可能です。
まとめ
スポーツベットサイトの競馬は単勝と複勝にしか賭けられませんが
オッズが固定で分かりやすいものになっています。
また、アンティポストで将来のレースに賭ける楽しみ方も出来ます。
そしてなによりJRAに比べて控除率がとても低いので
日本から賭けるよりも格段に勝ちやすいものになっています。
悪質なサイトも多く利用するまでのハードルは高いですが
興味のある方はこの記事を読んでチャレンジしてみて下さい。