バカラの3枚目のカードとは?知るだけで勝率が上がる基本ルール

「バカラの3枚目のカードってなに?」「バカラの3枚目のカードに意味はあるの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。バカラはシンプルなルールで知られる人気カジノゲームですが、この3枚目のカードを引く条件は奥が深いものになっています。

この記事では、3枚目のカードがどのような場面で引かれるのか、その具体的な条件を徹底解説していきます。バカラ初心者からルールをあらためて確認したい方まで、この記事を読むことで、よりスムーズにゲームを楽しみ、勝利につなげることができるでしょう。

目次

バカラの3枚目のカードの基本ルールは?

バカラの3枚目のカードの基本ルールは?

まずはバカラで3枚目のカードを引く際の基本ルールから見ていきましょう。バカラをプレイするうえでは、実は必須の知識になっているので、ぜひ覚えておきましょう。

プレイヤーが3枚目のカードを引く条件

プレイヤーがバカラで3枚目のカードを引く条件は最初に配られた2枚のカードの合計値で決まります。カードの合計が0~5なら3枚目のカードを引く、一方で6~9であれば、3枚目のカードは引かずにそのまま勝負となります。

バカラの基本ルールは合計の数字が9に近いほうが勝利となります。最初の2枚で8、9の合計値になる場合は「ナチュラル」と呼ばれ、3枚目のカードを引くことなく、即座に勝敗が決まるケースになります。

バンカーが3枚目のカードを引く条件

バンカーがバカラで3枚目のカードを引く条件はプレイヤー側と異なります。絶対にバンカーが3枚目のカードを引く条件は最初の2枚の合計値が0~2の場合。そしてプレイヤーの合計値によって左右されるのがバンカーの合計値が3~6だった場合です。

具体例を見ていきましょう。バンカーの合計値が3でプレイヤーの合計値が8または9だった場合はプレイヤー側でナチュラルが成立しているので、バンカーは3枚目のカードを引くことなく敗北となります。

一方で、バンカーの合計値が5でプレイヤーの3枚目のカードを引いた時の合計値が4~7だった場合は3枚目のカードを引きます。そしてバンカーの合計値が7以上だった場合は3枚目のカードは引かれません。

3枚目のカードが配られない特殊ケース

バカラにおいて3枚目のカードが配られないケースというのは、重要なポイント。初心者の中には、「なぜカードが引かれないの?」と疑問に感じる人もいるかもしれません。しっかりとルールを把握していきましょう。

最も一般的な3枚目のカードが配られない条件はプレイヤーまたはバンカーがナチュラルとなった場合。この場合はナチュラルが出た段階で勝敗が決するので3枚目のカードは関係ありません。

また、プレイヤーが6または7で3枚目のカードを引かない場合もあります。その際にはバンカー側も点数次第では引かないケースもあります。これらを理解しておくことで、ゲームをスムーズに進行し、楽しむことができます。

バカラで3枚目のカードに関する早見表

ここではバカラで3枚目のカードを引く条件の早見表を確認しましょう。3枚目のカードを引く場合は「〇」、引かない場合は「×」とします。ただし、8または9の場合はナチュラルで3枚目のカードを引かないので省略しています。

プレイヤー側
バンカー側合計値01234567
0
1
2
3
4××
5××××
6××××××
7××××××××

3枚目のカードが確率に与える影響

3枚目のカードが確率に与える影響

ここまででバカラで3枚目のカードが配られる条件は確認できました。では、その3枚目のカードは実際にゲームではどのような影響を与えるのでしょうか。勝敗を決める要因なのでぜひチェックしてみてください。

3枚目のカードの確率表

まずはバカラで3枚目のカードが引かれるケースの確率を確認していきましょう。

・プレイヤーのハンド合計値と出現率

プレイヤー合計値出現率3枚目のカードを引くかどうか
015.0%必ず引く
114.6%必ず引く
214.2%必ず引く
313.8%必ず引く
413.4%必ず引く
512.8%必ず引く
68.0%引かない
78.2%引かない
8-9(ナチュラル)10.0%バンカーも引かない

・バンカーのハンド合計値と出現率

バンカー合計値出現率3枚目のカードを引くかどうか
015.0%必ず引く
114.8%必ず引く
214.4%必ず引く
313.9%プレイヤーの3枚目の合計値が8未満なら引く
413.6%プレイヤーの3枚目の合計値が2~7なら引く
512.9%プレイヤーの3枚目の合計値が4~7なら引く
68.0%プレイヤーの3枚目の合計値が6または7なら引く
77.4%引かない
8-9(ナチュラル)10.0%プレイヤーも引かない

実例で見る3枚目のカードの影響

次にバカラの3枚目のカードがゲームに実際にどのような影響を与えるのかを実例を参考に見ていきましょう。プレイヤーの2枚の合計値が4で、3枚目のカードが6のケースを考えましょう。この際、合計値は10となり、1の部分が切り捨てられ、最終的な合計値は0となります。負ける可能性がグンと高まっていますね。

一方で、バンカーの2枚の合計値が5で、3枚目のカードが2のケースを考えましょう。この際、合計値は7となり、プレイヤーよりも圧倒的に有利な状況を生み出すことができます。このようにバカラの3枚目のカードは勝敗の行方を大きく左右する重要な要素となっています。

バカラで3枚目のカードを活用する戦略

バカラで3枚目のカードを活用する戦略

バカラの3枚目のカードが勝敗に大きな影響を与えることは理解できました。では、3枚目のカードを意識した戦略はあるのでしょうか。ここからは3枚目のカードの重要性や戦略を確認していきましょう。

バンカー側が有利

バカラはバンカー側が若干有利なゲームであることが知られています。基本的な勝敗の確率は以下の通り。

勝利サイド勝率ハウスエッジ
バンカー45.86%1.06%
プレイヤー44.62%1.24%
タイ(引き分け)9.52%14.36%

バンカー側が有利になる理由の1つとなっているのが、バカラの行動順。バンカーはプレイヤーの3枚目のカードが出た後に行動することができます。プレイヤーの合計値に応じて適切な行動が取れるというわけですね。

これにより、バンカー側の勝率が高くなっています。このことを理解しておくと、プレイヤーとバンカーどちらに賭けるのかの判断がわかりやすくなるでしょう。また、タイは確率が低いので基本的に賭けないことをおすすめします。

バカラの3枚目のカードを理解して期待値向上

バカラの勝率を上げるためには、3枚目のカードについての理解は必須です。特にプレイヤーとバンカーのどちらに3枚目のカードが配られるのか、そのタイミングや条件を把握することで、勝負の展開を予測しやすくなります。バカラは運の要素が強いゲームですが、3枚目のカードが引かれる条件やその影響を理解することで、期待値を向上させることが可能です。

例えば、プレイヤーが0~5の合計値で3枚目のカードを引くケースでは、バンカー側が有利になる可能性が高まります。統計的にもバンカーはプレイヤーよりわずかに勝率が高いため、こういった場面ではバンカーに賭けることで勝利の期待値を大きく引き上げることができるでしょう。

さらに、3枚目のカードが引かれることで合計値がどう変動するかを予測すれば、ゲームの流れを読みやすくなります。こうしたルールをしっかり理解しておくことで、無駄な賭けを減らし、冷静に判断することができ、結果的に損失を最小限に抑えながら勝利の確率を高めることが可能となります。戦略的なプレイを心がけることで、バカラをより楽しみながら優位に進めることができるでしょう。

特殊なバカラ

特殊なバカラ

最後にバカラの3枚目のカードについてルールが設けられている特殊なバカラを見ていきましょう。ぜひ興味があるという人は普通のバカラ以外にも挑戦してみてください。

バカラで3枚目のカードが必ず配られる3カードバカラ

1つ目に紹介するのは「3カードバカラ」。こちらは必ず3枚目のカードが配られるバカラです。必ず3枚目のカードが配られるので、2枚のカードの合計値が8、9といったナチュラルでも負ける可能性があります。

そんな中で、最も強い役となっているのが「3ピクチャーズ」。これは引いた3枚のカードすべてがJ、Q、Kのどれかの絵札になっているケースです。しかも配当は36:1と大勝利をつかむことができます。

それ以外にも、合計値が同じでも絵札を持っていれば勝利になるといった特殊な条件もあります。ちなみに絵札の強さは「K>Q>J」となっています。

また、3カードバカラには「ペアプラス」というサイドベットも存在します。こちらはプレイヤー・バンカーの勝敗に関係ありません。3枚のカードでストレートフラッシュなどの役ができるかどうかを予想して賭ける方法になります。通常の3カードバカラよりも簡単に楽しむことができるので、初心者はここから初めて見るのもいいかもしれませんね。

バカラで3枚目のカードが必ず配られないドラゴンタイガー

2つ目に紹介するのは「ドラゴンタイガー」。こちらはバカラで3枚目のカードどころが、2枚目のカードもありません。たった1枚のカードで勝負するバカラになっています。カードの強さはAが一番弱く、Kが一番強くなっています。

また、ほかのバカラにはないもう1つの特徴は2つの引き分けがあること。通常の「タイ」に加えて、数字もスートも同じの「スーテッドタイ」があります。タイの配当は11:1でスーテッドタイの配当は51:1と高くなっているのも特徴ですね。

そして注意しなければいけないポイントが1点。通常のバカラではタイ(引き分け)になった場合は賭け金が全額返ってくるケースがほとんどです。しかし、ドラゴンタイガーではベット額の半額しか帰ってきません。

ドラゴン、タイガーの勝利予想以外にも、トランプの色を予想、ビッグ・スモールの予想、奇数・偶数の予想といったサイドベットも用意されています。

まとめ:バカラの3枚目のカードを理解して次の一手を有利に!

バカラの3枚目のカードについて理解を深めることで、バカラの勝敗の仕組みがはっきりとわかってきます。そのため戦略的なプレイが可能に。有利な判断を有効に活用し、勝利をつかみ取りましょう。

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