ブラックジャックのインシュランスはやるだけ無駄?使い方や戦略を徹底解説

ブラックジャックのインシュランスはやるだけ無駄?使い方や戦略を徹底解説

ブラックジャックでディーラーの表示カードがエースになった時、あなたはどうしますか?

ブラックジャックでは、このような場合「インシュランス」という特別な選択が可能です。

インシュランスは、一攫千金を夢見るプレイヤーにとって魅力的な選択ですが、リスクも伴います

この記事では、インシュランスの仕組みや、メリット・デメリット、そして勝率アップにつながる戦略について解説します。

この記事を読めば、インシュランスを活用することもふまえて、ブラックジャックの勝率アップに繋がるでしょう。

目次

ブラックジャックのインシュランスとは?

ブラックジャックでディーラーの最初のカードがエースの時ディーラーがブラックジャックを引くかどうかの予想に賭けるのがインシュランスです。

予想が的中すれば賭け金の2倍の配当がつきますが、外れると賭け金は没収されます。

簡単に言うと、ディーラーがブラックジャックを引く可能性に備えて、保険をかけるようなイメージです。

インシュランス予想が的中すれば儲かりますが、外れたら損するアクションとなるため、重要な選択となります。

インシュランスの目的

ブラックジャックにおけるインシュランスの目的は、ディーラーがブラックジャックを引くリスクを軽減し、損失を最小限に抑えることです。

ブラックジャックでは、ディーラーの最初のカードがエースの場合、2枚目のカードが10の数字のカードであれば、ディーラーがブラックジャックになります。

プレイヤーの手札(ハンド)がブラックジャックではない場合、ディーラーがブラックジャックになると、プレイヤーは自動的に負けてしまいます。

インシュランスは、このディーラーのブラックジャックのリスクに対して、事前に保険をかけるようなものです。

ディーラーがブラックジャックを引いた場合、インシュランスに賭けた金額の2倍が払い戻されます。

つまり、インシュランスをかけることで、ディーラーがブラックジャックを引いた場合にプレイヤーの損失を最小限に抑えるのが目的です。

インシュランスが可能な状況

ブラックジャックでインシュランスが可能な状況は、ディーラーの最初のカード(アップカード)がエースの場合に限られます。

なぜなら、ディーラーの最初のカードがエースの場合、ディーラーがブラックジャック(21)を持っている可能性があるからです。

プレイヤーは、ディーラーがブラックジャックを引くかどうかを予測し、保険をかけることができます。

インシュランスをするかどうかは、プレイヤーの判断に委ねられますが、その時の状況によって決めるべきです。

インシュランスの流れ

インシュランスの流れは、以下のとおりです。

  • ディーラーのアップカードがエースの場合、プレイヤーにインシュランスの選択が提示される
  • プレイヤーはインシュランスをかけるかどうかを決定する
  • ディーラーが自分の2枚目のカードを開く
  • 結果に応じて払い戻しが行われる

インシュランスは、必ず賭けなければならないわけではありません。

状況に応じて、慎重に判断することが重要です。

オリジナルベットとサイドベットの違い

ブラックジャックには、「オリジナルベット」と「サイドベット」があります。

どちらも賭け金ですが、その性質や目的が異なります。

オリジナルベットは、ゲーム開始時にテーブルに置いた最初の賭け金です。

一方、サイドベットは、特定の組み合わせや状況に賭けるベットです。

インシュランスは、サイドベットにあたります。

インシュランスをかけるタイミング

ブラックジャックでインシュランスをかけるタイミングは、ディーラーのアップカードがエースの場合のみです。

ディーラーがブラックジャックになるためには、最初のカードがエースで、2枚目のカードが10の数字のカード(10、J、Q、K)である必要があります。

そのため、ディーラーのアップカードがエースの場合、プレイヤーはディーラーがブラックジャックを引く可能性を警戒し、インシュランスをかけるかどうかを判断するのです。

インシュランスが的中した場合の払い戻し

ブラックジャックのインシュランスが的中した場合、つまり、ディーラーがブラックジャックを引いた場合、インシュランスにかけた賭け金が2倍になって払い戻されます。

例えば、100円のオリジナルベットに対して、50円のインシュランスをかけた場合、ディーラーがブラックジャックを引くと、インシュランスの50円が2倍の100円になって戻ってきます。

しかし、オリジナルベットの100円は没収です。

インシュランスが的中した場合、インシュランスにかけた賭け金は2倍になって戻ってきますが、オリジナルベットは没収されるということを覚えておきましょう。

インシュランスが外れた場合

ブラックジャックのインシュランスが外れた場合、つまり、ディーラーがブラックジャックを引かなかった場合、インシュランスにかけた賭け金は没収されます。

一方、オリジナルベットについては、ディーラーがブラックジャックでないため、ゲームは通常通り続行です。

つまり、プレイヤーは自分の手札の合計値が21を超えない範囲でカードをヒットする(引く)か、スタンドする(引かない)かを選択し、ディーラーとの勝負が続けられます。

インシュランスの4パターン

インシュランスをかけることで、考えられるパターンは以下の4つです。

  • インシュランスが的中し、ディーラーに負けたパターン
  • インシュランスが外れ、ディーターに勝ったパターン
  • インシュランスが外れ、ディーターにも負けたパターン
  • プレイヤーのハンドがブラックジャックで、インシュランスをしたパターン

オリジナルベットに10ドル賭けたと想定した場合の、各パターンについて詳しく解説します。

インシュランスが的中し、ディーラーに負けたパターン

オリジナルベットは10ドルの場合、インシュランスは半分の5ドルです。

ディーラーがブラックジャックなら、インシュランスが的中となり2倍の10ドルが払い出されます。

しかし、オリジナルベットの10ドルは没収されます。

結果的には、以下のようになります。

(インシュランス的中の払い戻し)10ドル+(オリジナルベット没収分)-10ドル=0

したがって、このような場合は差し引きゼロです。

インシュランスが外れ、ディーラーに勝ったパターン

ディーラーのハンドがブラックジャックではなかった場合、インシュランスは没収となります。

しかし、ディーラーがバースト、またはプレイヤーのハンドが勝った場合は20ドルが払い戻されます。

結果は以下のとおりです。

(インシュランス外れによる損失)-5ドル+(プレイヤー勝利分)10ドル=+5ドル

インシュランスが外れ、ディーラーにも負けたパターン

ディーラーがブラックジャックではなく、インシュランスに外れ、本勝負にも負けた場合は以下のようになります。

(インシュランスによる損失)-5ドル+(プレイヤー敗戦分)-10ドル=ー15ドル

プレイヤーの手札がブラックジャックで、インシュランスをしたパターン

プレイヤーのハンドがブラックジャックだった場合、ベット額の2.5の配当が得られます。

10ドル賭けた場合は25ドルとなり、利益は+15ドルです。

ディーラーがブラックジャックでなかった場合、インシュランスを外しても利益は10ドルになります。

(本勝負での利益分)15ドル+(インシュランス外れ分)-5ドル=10ドル

また、ディーラーもブラックジャックだった場合、本勝負では引き分けとなります。

インシュランスは的中しているので、損益は以下のとおりです。

(インシュランスによる利益)10ドル+(本勝負での損益)0=10ドル

引き分けの場合は、賭け金が戻ってきます。

インシュランスのメリット・デメリット

インシュランスは、ブラックジャックにおいて重要な戦略の1つです。

ただし、ディーラーのハンドがエースだったからといって、すべてインシュランスをかける必要はありません。

なぜなら、インシュランスにはメリットとデメリットの両方が存在するからです。

ここでは、インシュランスのメリット・デメリットについて解説します。

インシュランスのメリット

インシュランスのメリットは、ディーラーのブラックジャックを的中させた場合に本勝負で負けても損失が0になる点です。

また、プレイヤーがブラックジャックだった場合は、引き分けでオリジナルベットは戻ってくるうえに、インシュランス的中分が利益として還元されます。

インシュランスのデメリット

一方、インシュランスのデメリットは、ディーラーがブラックジャックを引く確率が比較的低いため、頻繁に的中するものではない点です。

統計的にいうと、インシュランスの成功率は約3割とされています。

成功する確率が低い以上、インシュランスをしても無駄ともいえます。

インシュランスをかけるかどうかは、プレイヤーの判断に委ねられますが、統計的に見ると、インシュランスをかけない方が有利であるといわれています。

資金に余裕がない場合は、インシュランスをしない方が賢明でしょう。

インシュランスの戦略

インシュランスは、ディーラーがブラックジャックを引いた場合に賭け金が2倍になる魅力的なオプションです。

しかし、統計的に見て長期的にプレイする上では不利益な賭けであるといわれています。

ここでは、インシュランスの判断基準、他の戦略との組み合わせについて解説します。

インシュランスをかけるべきかどうかの判断基準

前述したように、ディーラーのハンドがエースの場合、ブラックジャックになる可能性は、約3割といったところです。

インシュランスをかけるべきかどうかの判断基準は、ご自身の資金力によります。

資金に余裕があれば、リスクを取ってインシュランスをかけても良いでしょう。

反対に、資金に余裕がなければ、損失を最小限に抑えるためにインシュランスを検討するのも1つの手です。

統計的に見れば、インシュランスをかけない方が有利であるといわれています。

最終判断はプレイヤーの直感に委ねられます。

ブラックジャックの経験を積んで、自分の直感を信じてみるのも良いでしょう。

他の戦略との組み合わせ方

ブラックジャックでは、インシュランスの他にもダブルダウン、スプリットなどの戦略があります。

いずれも高配当が望める戦略です。

インシュランスに気を取られすぎると、これらの戦略に集中できなくなります。

他の戦略を駆使した方が、よりブラックジャックを楽しめるでしょう。

まとめ

ここまで、ブラックジャックのインシュランスについて解説してきました。

インシュランスは、ディーラーのブラックジャックを予想してかけるアクションです。

しかし、ブラックジャックが成立する確率はあまり高くありません。

インシュランスは、ブラックジャックをよりエキサイティングにするためのオプションの一つですが、長期的な視点で見ると、基本的には避けるべき賭けです。

リスクが高いうえに、配当も小さいのであまりおすすめできません。

あくまでも、損失を最小限に止めるための措置として考えておきましょう。

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