​今日からはじめる読まれるブログの書き方

「ブログは日記じゃないので見に来た人が、なるほど読んでよかったという内容を書きましょう。」

これは昔からわたしも言っていたことなのだけれども、ブログをコンスタントに書くというのはなかなか気力と体力のいることです。つい(まぁこんなものでいいかな)的な記事を量産しがち。いや、それではダメだと思うと、今度は何も更新できなくなります。

なにかが変わってきている、でもなにが?そしてどうしたらいいの?

ということで、ホームページ作成サービスクローバ株式会社代表の門屋亮氏に聞いてみよう!ということに。。門屋さんはプログラマーという技術者の視点と、ホームページ作成サービスの提供者として最新のSEOやコンテンツマーケティングを研究しながら、自ら発信&検証を繰り返し、いつもためになる情報を提供してくれているのです。

ということで、昨年開催した「なぜあなたのブログは誰にも読まれないのか」という勉強会でのお話をまとめました。

以前と現在のSEOの違い

過去のSEO

・バックリンク・被リンク(他のページからリンクされる)
「相互リンクしてください」とかありましたね。とてもとても昔のことです

・文章の長さやキーワードのボリューム
お菓子教室なら「お菓子」とか「教室」を文章内にバランス良く散りばめるなんてこともやっていました。

・同じ単語をいろんな書き方で書く
普通の文章では統一すべき単語の書き方を、例えば「子供」「こども」「子ども」と書き方を変えて書く、なんていうのもありました。

今はAI技術が飛躍的に進歩したのでこのような小手先なテクニックは不要となりましたし、さらに進歩し続けています。

現在のSEO

必要なのは「ユーザーに好まれるコンテンツ作り」これだけです。

以前は「とにかくキーワードを盛り込んだ記事を量産」。今は「とにかく良質な記事」をコンスタントに書いていくこと。

読んだ人が「読んでよかった」と思う文章を書かねばならないのですから難易度は高くなったといえるでしょう。わたしも挫折気味です。でも、これをやらないとだめな時代になったのだからやるしかない。

下手でも一生懸命書き続けていくしかないのだ!と自分に言い聞かせてこれを書いてます。更新頻度は低めでも時間をかけて高品質の記事を書きましょう。

 

こんなホームページは「品質が低いコンテンツ」とみなされる

  • メンテナンスされていない(更新がない)
  • 気を散らす広告がある
  • ポエム *内容が乏しく抽象的な散文
  • オリジナルの記事がない
  • 専門性・信頼性がない
  • 記事が短い、内容が薄い、役立つ具体的な内容がないなど、つぶやきや日記のような記事

ドキッとしますね。あとは今や当たり前過ぎて今回の講座には出ませんでしたが、スマートフォン対応になっていない、SSLしていない(https://)など、数年前に作ったままのホームページなども要注意です。

 

最低でも50記事あるサイトを目指そう

ある程度のボリュームがないと信頼のあるホームページとはみなされません。じゃあどのくらい?というと最低でも50記事だそう。コツコツ書くしかありませんね。

 

アクセス解析をしよう

ホームページに記事を書くというのは、それなりに時間も手間もかかるものです。もちろん記事を書いたら即効果があり、申し込みなどの結果(コンバージョン)に結びつくとは限りません。なのでテクニック的に理解しただけでは心折れていくでしょう。

そこでアクセス解析です。アクセスが増えているとか、一生懸命書いた記事がよく読まれているとか、そういうのが数字で分かると(よしがんばろう)(今度はこういう内容で書いてみよう)と思えるものです。モチベーションのキープのためにもGoogleサーチコンソール、グーグルアナリティクスを設置して、チェックしていきましょう。

ここまで読んで、よしやろうと思ったか、ああ、面倒くさいと思ったか。あなたはどちらでしょうか。

ちょっとブログを書いただけでもそれなりに集客できた時代は終わったのです。それだけは確かなのです。

何を参考にしたらわからないという方は、まずはGoogleの公式ブログを読んでみましょう。

記事を書いた人

松本美佐
松本美佐
お菓子教室&コミュニティ「ミサリングファクトリー」主宰。2007年開業16年の実績。全クラス満席、キャンセル待ちの人気教室。好きなことは山登り、温泉、旅行、焚き火。しかしアウトドア派と思われがちな完全インドア派。コロナ以降は、中華アニメ、ドラマ、小説にはまり、快適な引きこもり生活を送っている。中国語学習者。
将来の夢は流しのお菓子教室→絵描き→中国に行きたいと変遷中

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