雪や台風の時レッスンどうする?

私の経営するお教室は横浜にあります。この8月には台風10号が関東地方に最接近する日にレッスンがありました。

台風って直前にならないとわからないですよね。材料調達で何日も前から準備が必要なレッスンは本当に大変なのです。生鮮品はあらためて調達し直さないといけないし、延期の場合、スケジュール調整にも多大な時間がかかります。

このようにお菓子教室にとって、中止・延期は時間とコストの負担がとても大きく、できれば予定通りやりたい…。

 


教室経営をしていく上で、どのような場合はレッスンを中止・延期にするか、自教室のポリシーを持っておく必要があります。

うちの教室のポリシーは以下のように決めています。

  • 基本レッスン開催(誰も来なかったら中止)
  • レッスンが行われる場合、公共交通機関が動いているならキャンセル料が発生する
  • 台風直撃、豪雪など生徒さんも自分もスタジオに行くのが困難な場合はレッスンを中止し、振替調整をする。この際振替ができない生徒さんのキャンセル料はなし

14年教室をやっていますが本当にいろんなことがありました。
東日本大震災も経験しています。あの時は、翌日がレッスン日だったのですが、(もう!タルト生地こんなに仕込んだのに!)と思ってやりました。みんな来ました。
台風直撃の日に生徒さんたちの方から「車で行かれる。振替できないからやって。」と言われて時々停電する中やったこともあります。
おかげで「災害に強いお菓子教室」の異名を持っています。笑

このポリシーにはたくさんの経験、考え、思いが詰まっています。

 

ただ、すべての教室にこの方法が合っているとは思っていません。

大切なのは「教室としてのポリシー」をしっかり作ること。

自身の教室のスタイルに合わせたポリシーを作ってくださいね。

 

▼以前書いたコラムもご覧ください。

教室業の困りごと「悪天候の日のレッスンは決行?中止?」

記事を書いた人

松本美佐
松本美佐
お菓子教室&コミュニティ「ミサリングファクトリー」主宰。2007年開業16年の実績。全クラス満席、キャンセル待ちの人気教室。好きなことは山登り、温泉、旅行、焚き火。しかしアウトドア派と思われがちな完全インドア派。コロナ以降は、中華アニメ、ドラマ、小説にはまり、快適な引きこもり生活を送っている。中国語学習者。
将来の夢は流しのお菓子教室→絵描き→中国に行きたいと変遷中

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