教室業として今なにをすべきか〜交流会から感じたこと
去年の今頃って、オンライン交流会や講座が盛況だったよね。
今はあまり見かけない。いや、あるのだろうけど自分の視界に入ってこない。特に必要だと感じることがないからだ。
でもこの、人とあまり関わらない状況、じわじわ心身に影響を与えているよう。
友人の写真展に行った時のこと。その日はメンタル的な調子があまりよくなかったのだけれど、久しぶりに友人たちに会って、いろいろおしゃべりをして、普段見ない景色の中を歩いたら、帰りはガラリ調子がよくなっていた。気持ちって大事ね。
世間話、遠回りの行路、ぼーっとする時間、食べなくてもいいスイーツ、普段会わない人と会う
生きていくにはこんな「余白」が必要。人間だもの。
みんなも普段と違う人との交流したいって感じてるかもねということで、リトルヘルプは教室経営者の皆さんとおしゃべりをするイベント「リトルヘルプオープンルーム」をやってみた。
情報交換が目的の軽いオンライン交流会だ。
当日は、久しぶりに顔を見て「わ~~!久しぶり〜〜」と気分があがった。もうこの”嬉しくなる気持ち”だけでメンタルに良さそう。
さて、交流会。
この1年、教室をどのように運営しているを聞かせてもらった。それぞれの異なる状況やその中での工夫がとても興味深かった。
内容がめちゃめちゃ濃厚だったのは、皆さんがこの1年本当にがんばって教室を続けてきたからだ。
そんな中で一番心に残ったことを紹介したい。
それは多くの先生が「生徒にとってなにがベストなのか」を判断基準に経営をしていること。
「不安を感じている子どもたちから日常を取り上げたくない。」
「モチベーションを保たせるための工夫をしている」
経験したことのない状況下で、生徒のことを真剣に考える姿勢に感銘を受けた。
私も、教室の生徒たちと接している中で同じことを思っているので、同志がたくさんいることが嬉しかった。
レッスンを再開しない、できない教室も多いと聞いたけど、生徒たちも私達も今を生きている。
「止まっていてはいけない」とはっきり言えるとあらためて思った時間だった。一昨年までにはもう戻れないのだから。
普段人と会う機会が減ったので、たまにこうして話ができるの良いと好評だったので、これからも不定期にオープンルームやります。
記事を書いた人

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お菓子教室&コミュニティ「ミサリングファクトリー」主宰。2007年開業16年の実績。全クラス満席、キャンセル待ちの人気教室。好きなことは山登り、温泉、旅行、焚き火。しかしアウトドア派と思われがちな完全インドア派。コロナ以降は、中華アニメ、ドラマ、小説にはまり、快適な引きこもり生活を送っている。中国語学習者。
将来の夢は流しのお菓子教室→絵描き→中国に行きたいと変遷中
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