【個人教室の先生へ送るメッセージ】​05 現状整理ができたら次のステップへの準備

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個人教室の先生へのメッセージ、だいぶ濃くてちょっと疲れちゃったでしょうか。事業ってふんわりしていませんね。

さて、ここで今までの話を整理しておきます。もう1度04までのメッセージを読みかえしてみるのも良いでしょう。

  • 思うように生徒数が増える時代ではない。
  • 売上より利益にフォーカスする。
  • ロスを減らす、ツールを導入するなど効率化を図り、時間と気持ちの余裕を作る。

続いて今日は、「休むこと」についてのお話しです。

やらなければならないことがてんこ盛りだと気持ちが落ち着かず、「今日は休み」と決めても結局コソコソなにか始めてしまう…。教室の先生あるあるです。自宅でしていたらなおさら、休みの日も仕事が目に入ってしまいますね。

わたしもいくらでもやっちゃう人なので、最初の頃は本当に休みなしで働いていました。フェイスブックの「過去のこの日」(*過去の同日の投稿が見られる)を見ると、当時は精一杯がんばってると思ってましたが、読んでいてあまりに格好悪くて、恥ずかしくなります。

ということは、当時、周囲の方からはそう見えていたということです。「がんばって」と優しく励ましてもらっていましたが、中には「あんまりネガティブなことを書くんじゃない」と苦言してくれる友達もいました。言葉としては使っていなくても(疲れた)(大変)というのは醸し出されてるのですね。

「プーさんと大人になった僕」という映画をご覧になったことがあるでしょうか。

プーさんの「なにもしないをする」という言葉。これが実は深い。「なにもしない」とは違い、「なにもしないをする」なんです。

私にとって、家でダラダラSNSを流し読みしているのは「なにもしない」です。ひとりで近所の山へ行って自然の中でぼーっと3時間過ごすのは「なにもしないをする」です。前者ではリフレッシュを得られませんが、後者は絶大なパワーをもらえます。

だから、疲れたなと思った時はあえて家から出て、山とか秘密の場所とか、自分がリフレッシュできるところに行くようにしています。

要職について日々張り詰めた仕事をしている友人は、「好きな劇団の芝居を見に行くとすっごく元気が出る!」と言っていました。

飲食店を営む友人は「フィトンチッドが足りなくなったら渓流釣りへ行ってくる。」と休みの日の早朝から山へ向かいます。

あなたにとって心地の良い場所・時間・ものは何でしょうか。

実は、「これというのが思い当たらない」という方が意外に多いんです。実はわたしも「自分は山の中にいるのが大好きなんだ」とはっきり自覚したのは最近です。

それまではリフレッシュしたいのだけど、なにが自分は好きなのかピンと来なかったのです。いつまでもいたくなるような自分のお気に入りの場所、時間。

あなたもきっと見つかるはずです。ぜひ見つけて、そしてその場所を大切にしてください。

情報管理が大事という話をしてきましたが、自分自身の時間や体調の管理もとても大切です。

時間は思った以上に無駄に使っていることが多いです。まずはなんの作業のどのくらい時間がかかっているかを把握します。次に時間短縮の方法やダラダラ作業にならないための工夫を考えます。

「夜20時以降はやらない」「メールの返信は1日1回まとめてやる。」とか「ブログは1時間以内終わらす」とか自分ができる方法を考えてください。他人がやっているからといって自分に合うとは限らないので、自分で考え決める、これがポイント。

そして定期的な身体のメンテナンスも忘れずに。

がんばれちゃう人ほど身体が悲鳴をあげています。自覚はなくても定期的に施術しましょう。ヨガ、整体、エステ、鍼灸、温泉、リフレクソロジーなどなど。いざという時に頼れる場所をいくつか作っておくと安心です。

記事を書いた人

松本美佐
松本美佐
お菓子教室&コミュニティ「ミサリングファクトリー」主宰。2007年開業16年の実績。全クラス満席、キャンセル待ちの人気教室。好きなことは山登り、温泉、旅行、焚き火。しかしアウトドア派と思われがちな完全インドア派。コロナ以降は、中華アニメ、ドラマ、小説にはまり、快適な引きこもり生活を送っている。中国語学習者。
将来の夢は流しのお菓子教室→絵描き→中国に行きたいと変遷中

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