自分に何かあったらどうする?教室経営の危機管理を考えてみよう
先日のリトルヘルプの月1定例会でうちの船長が、「インターネット初期の連中(我々)はもう年寄りだから、自分が死んだ時のことを考えないとまずい。」って言ってたんですね。
これ、教室経営している30代40代の若い方々も他人事ではないかもしれませんよ。パソコンやスマホのパスワード認証やアプリやネットサービスのパスワードなど、プライベートもですが事業するうえで自分しか知らない情報を家族に開示するのは大切なことですね。
これは個人教室でも重要な問題なんですよね。どんなに小さい規模でもお客様や取引先があるならば、常日頃から考えておくのは経営者としての心得かもしれません。昨今なにがあるかわからないじゃないですか。新型ウィルスのパンデミックや病気だけではなく、地震や台風の自然災害や家族に不測の事態が起こって動けないということもあり得ます。
ネガティブなことはあまり考えたくないけど、ここはやはり大事な問題です。例えばリトルヘルプでは、すべての情報を*クラウドサービスを使って共有しています。 *クラウドサービスとは
では、一人で経営している個人教室はどうでしょうか。つい「自分だけわかっていればいいや」と思いがちでは?でも、いざという時があるかもしれませんよね。もし、自分が動けない状況になったとき、生徒さんや取引先への連絡はどうするのかとか、支払いや納品などの状況がどうなっているのかとかとか。「ここを見ればわかる」というのがあると自分も周りも助かります。それにはやはり「クラウドサービス」が便利ですね。
パスワードをメモ帳やノートに書いておくなどのアナログな方法も利用価値があります。これは、セキュリティ面からもおすすめ。昔から通帳とハンコは別々に保管しろって言われてるじゃないですか。あれと同じ考えです。
もし、災害でスマホやパソコンの充電ができなくなると、頼るものはアナログになります。スマホやパソコンだけに保存だと、それが使えないとなるとお手上げ状態です。それに、パソコンが壊れたら中のデータもアウト(泣)。データ保護の観点からも、普段からパソコン1台に全てを託すのは危険です。それから、「何かあった時はこの人にお願いする」という信頼できる人物も決めておくと良いと思います。
これをきっかけに、自分の教室の危機管理を考えてみてはいかがでしょうか。自分が動けなくなったときの生徒さんへの連絡だけでも、しっかり対策しておきましょう。
記事を書いた人

- ウェブコンサルタント
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東京下町生まれ&育ちの酒豪と見られがちな下戸。愛ある辛口の人。
座右の銘:継続は力なり。趣味:テニスとゴルフ。
ウェブが苦手な人の伴走者。やる気があれば必ずできるようにるので大丈夫。一緒にがんばりましょう。
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