ウェブやITが苦手なのになぜこんなことしなきゃいけないんだろう

ウェブやITも苦手な人からすれば「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう」と思うことがあるでしょう。次々に新しいものが出てくるし、仕事のために覚えなければならない、避けて通れないとか。

できない、やりたくないならお金を払って外注するという手もあるけど、そんな予算もお金もないのが小さい事業の現実です。
ウェブの仕事をしている私にだって、わからないことはたくさんあります。

インスタグラムやフェイスブックは次々に機能が追加されるし、新しいSNS「clubhouse(クラブハウス)」も体験くらいはしておかないと、とか。「あ〜もうわからない〜」ってなることも。加えて、今「Shopify(ショッピファイ)」というオンラインストアが開設できるプラットフォームを勉強するために公式のBoot Campなるものに参加中で、これもまた軽く混乱中。

 

そこに時間と労力を費やして、今後の売上に反映するのか役に立つのか。これは経営をする上ではとても大事な視点です。
でも、やってみないとわからない。もちろんプラスになる見込みを持ってトライしてるけれど確約されてはいません。

はっきりしているのは「必ず自分の経験になる」ことのみ。

「自分の経験」は頭と身体を使わないと手に入れることができません。そして、誰にも真似できない価値に変わります。

 

私は学生の時英文タイプライターの授業を取っていて、そこでキーボードを見ずに打つ「ブラインドタッチ」を学びました。もう30年以上前のことです。
その授業では、毎回先生から英単語がびっしりのA4のプリントが配布され、それを生徒が一斉にタイピングします。終わった順に手を上げるのですが、全員手が上がるまで終わらないというルールでした。

私はその授業がイヤでイヤで仕方なかったんです。タイピングが遅いほうだったから最後まで打っているのが目立つんですよ。余計に焦って半泣きで打ってました。

今でも量や速さだけを競うのは性に合いませんが、パソコンのキーボードを打っているとそんな苦い思い出が時々脳裏を霞めます。完全にトラウマ(笑)。でも、タイプライターは世の中から消えたけど、自分にはブラインドタッチというスキルが残りました。

「キーボードが打てる」。そのことがきっかけでパソコンやインターネットに興味を持ち今の仕事に繋がっていることを思うと、嫌いな授業でも泣きながら出席した甲斐があったというものです。

 

今、仕事をする中で、「よくわからないけどやらなきゃいけないこと」があると思います。または、よくわからないから後まわしにしていることがあるかもしれません。ウェブやITは苦手意識のある人が多いので、特にだと思います。でもそれ、やれば必ず自分の経験になりますよ。やらなければ何にもならない。ただそれだけです。

私は今、あの頃と変わらない気力はあっても体力はないので到底一人で突き進むのは無理だけど、新しい世界を見たいという思いは変わらないので今はチームで進んでます。

もし、一人で無理と思ったら誰かに相談したり一緒にできる人を探してみると良いかもしれません。そして、いつでも私たちに相談してください。一緒に新しい世界を見てみましょう。

コラムを書いた人

もち月りえ
もち月りえリトルヘルプ合同会社マネージャー、Webプロデューサー
東京生まれ下町育ち。趣味はテニス。チョコとあんことマーケティングが好きな酒豪と見られがちな下戸。
日本一ウェブに強いおばあちゃんになるつもりだけど、最近SNSは面倒と思い始めている。