「インスタグラムでは集客できない」リアルな数字を公開します

前回は大胆にも「ウェブ集客にSNSは不要説」を唱えました。

2021年、個人教室にSNSは不要という仮説を立ててみたが結論はいかに

その理由として、例えばインスタグラムだと月間アクティブユーザー数が減ったのではないかと思うほど、インスタグラムへの反応が薄い、がんばっても成果が出にくい、というようなことをお伝えしました。

*月間アクティブユーザー数(MAU)とは、

会員制のWebサイトやネットサービス、スマートフォンアプリなどで、ある一ヶ月の間に一回でも利用や活動のあった利用者の数。

引用元:IT用語辞典

そうはいっても、数字で示さないと説得力に欠けます。そこで、弊社の松本が経営しているお菓子教室ミサリングファクトリーのインスタアカウントのインサイトの数字を提供してもらいました。数字は「いいね!の数です。フォロワー数にも注目しながら見ていきましょう。

フォロワー数と比例しない いいね!数

①過去2年間の投稿へのいいね!数(フォロワー数=1000)

インスタグラムいいね数

 

この頃のフォロワー数は1000弱。トップの1.5万いいね!の投稿は、季節のイベント(バレンタイン)の影響もあるので例外としても、大体3000程度の反応はいつもあったようですね。

②過去6ヶ月の投稿へのいいね!数(フォロワー数=2000)

インスタグラムいいね!数

フォロワー数が倍の1000から2000になったにもかかわらず、投稿へのいいね!数が2分の1から3分の1に減っていることがわかります。投稿内容や画像、ハッシュタグをガラッと変えたわけでもないのにです。

時期的に、新型コロナウィルスの影響が出てきている頃でもあるので、人々の関心が変わったのでしょうか。

③過去3ヶ月の投稿へのいいね!数(フォロワー数=2000)

Instagramいいね数

 

過去3ヶ月といえばごく最近です。さらにいいね!数が減っているのがわかりますね、相変わらず投稿内容やハッシュタグに大きな変化はありません。明らかに人々の反応が違います。

実際、集客はどうなの

では、実際に松本のお菓子教室の集客はどうなのかというと、コロナ禍になってから新規客が増えてきているとのことです。ホームページには常に新しい情報を載せているので、「休止していない」「通える」と見てすぐにわかります。

Googleアナリティクスで過去1ヶ月のアクセス数を見ると、インスタグラムからは全体のアクセスの0.3%。インスタが直接集客に影響を及ぼしていないこともわかります。(ちなみに約70%が検索)

探している人は検索している、ホームページを見て決めているということが数字からも見えますね。

ちなみに松本がインスタグラムを利用する理由は、インスタに投稿したレッスン動画をブログに埋め込むためだそうです。

SNSの動向はだれにもわからない

ユーザーの気持ちは想像するしかなく、インスタグラムのアカウント数3300万(2019年12月時点)の心情は誰にもわかりません。「興味関心が変わった」「同じハッシュタグを使っているアカウントが多くなった」などなど、理由を考えたらキリがないし何が原因かは誰にもわかりません。

2020年度のアカウント数はまだ公表されておらず、現在の月間アクティブユーザー数はわかりません。2019年12月時点では増えているというデータはあります。

参考記事:2020年12月更新!12のソーシャルメディア最新動向データまとめ

ただ、実際は上のようにフォロワー数が増えてもいいね!数が減るという事象は現実にあるということ。もし、申込みが増えないと悩んでいるのなら、自分のホームページで発信を続けてコンテンツを蓄積していく方が信頼に繋がり、結果、長く続く教室になっていくのではないかと思います。

SNSをメインに考えると数字に翻弄されるだけです。前回の記事にも書いた通り「SNSはあってもなくても良い、期待はしない、余力があったらやる」という結論に変わりはありません。

コラムを書いた人

もち月りえ
もち月りえリトルヘルプ合同会社マネージャー、Webプロデューサー
東京生まれ下町育ち。趣味はテニスとゴルフとぬり絵と編み物。あんことマーケティング好きな酒豪と見られがちな下戸。SNSの時間はTwitterが占めている。