最近では教室向けの管理アプリがたくさんあります。
大まかにわけて「予約管理」をメインにしたもの、生徒情報を保護者や先生で共有する「グループコミュニケーションツール」、教室運営者がデータ管理の用途に使う「顧客管理」になります。
コミュニケーションツールはさておき、予約管理アプリと顧客管理アプリの違いはなんでしょうか。
双方とも、予約受付、顧客・受講データ管理、メール配信など、同じような機能があるので、違いがわかりにくいですね。明確な違いはないとも言えますが、そのアプリが予約管理に重点を置いているか、顧客管理に重点を置いているかで、「予約管理アプリ」「顧客管理アプリ」と呼び名が変わるように思います。
レッスンの公開〜申し込み受け付け・決済の作業を自動化したいのであれば「予約管理アプリ」でも良いでしょう。無料のアプリもたくさんあります。
「顧客管理アプリ」は、必要な情報を一元管理し、データを蓄積することを主目的としたアプリです。蓄積したデータを解析することができるので、用途に合わせて活用できます。予約受付け機能もついているので、予約管理アプリとしても使うことができます。弊社「テトコ」は顧客管理アプリです。
せっかくツールを導入するなら、効率よくデータを集め、活用していけるものを選びましょう。最初はデータ化、リスト化の価値がピンと来ないかもしれませんが、どんなビジネスでも「リストを作る」はマーケティング上の基本です。まずはデータ化をしていきましょう。
スモールビジネスでも使いやすい安価または無料の便利ツールがたくさんあり、便利な時代になりました。
使いこなせばかなり仕事時間が短縮され、ストレスも減るはずなのですが、その一方で、あまりもいろんなものがありすぎて、自分の課題を解決してくれるツールがどれだかわかりにくいため、なかなかツール導入に至らない事業者が多いのも現実です。
それぞれの機能と特徴を見て、比較検討、良さげなものをいくつかピックアップしてひとつずつ使ってみる。 これだけでかなりのボリュームの仕事ですよね。
ましてはひとりで経営している個人教室の経営者兼先生ならなおのこと。新しいツールを導入するのは一大事です。(とりあえず今のやり方でも出来ないことはないし。)と思うのももっともです。
でも、それを乗り越えて選んだツールが、その後劇的に仕事を楽にしてくれるので、最初だけちょっと頑張ってほしいと思っています。