松本の私事になりますが、現在私は親の介護タームに入りました。時間と気持ちをそちらに取られてしまいますが、自身のお菓子教室もリトルヘルプも変わらず事業を続けています。
親の介護はほとんどの方が経験することです。でも、(いつか来る)と知りつつも実感がなく、ただ、嫌だな、面倒くさい、どうなるんだろう?というネガティブな思いばかりが先行していました。これも事業と同じ”未知なることへの不安”だったと思います。
実際に介護が始まると、今まで見ようともしていなかった社会の仕組みや高齢化社会の現状が見えてきました。老いることの残酷さも感じます。でもこれどうしようもない。
大変なことはたくさんありますが笑ってしまうことも多いです。国はかなりがんばっているのを感じますし、行政や福祉の現場で働く方々の温かさや思いやりにふれています。
リトルヘルプでは、実体験から得たことや感じたことを大切にマーケティング力を鍛えるため日々の脳の筋トレをしよう!という発信をしていますが、今、老人福祉という未知の世界に対面し、メールやメッセージでのやり取りやネット検索なども含め、情報化社会をうまく利用できるスキルがあるのとないのでは大きな差が出ることを感じています。
公私ともに困ったときに役立つのはインターネットや周りの人からの情報。その中から自分の最適解を選択する力(情報リテラシー)を身につけ、経営に必要なマーケティング力(能力)も同時に鍛えることが大切。
私が親の介護をしながら事業を続ける経験をすることも、個人教室でがんばる女性のために役立てていかれたらと思っています。