以前こんなことを書きました。
無料サービスだけじゃダメなのはわかった。でもお金がない。ならば「自分でやる!」となるのは当たり前だし私もそうでした。
でもこれは、正解でもあり不正解でもあるなと思うのです。
膨大な時間の犠牲になったもの
自分でやろう!と思う人は、好奇心があり自分で手を動かし経験したいという気持ちがあります。一人で開業、起業する人に多いです。
例えば、ホームページを自分で作るとします。
慣れない専門用語やトライ&エラーの繰り返しで三歩進んで四歩下がるみたいなことを繰り返しながら、やっとの思いでホームページが出来上がった時にはホームページ制作の知識がついているでしょう。
これは経験でしか得られない、お金では買えない貴重な副産物ですよね。 でも、失ったものもあります。
初めて苦手なことにトライしたのですから膨大な時間を失いました。しかもそれは、ただの時間ではありません。こんなふうに考えてみてください。
- その時間で何回レッスンできたか
- いくら売上ができたか
- その時間で新しい技法を学べたかも
- その技法でレッスンの価値を上げられたかも
膨大な時間の犠牲になったものは、ビジネスチャンスなのです
することとしないことを分ける
自分でやれば様々な知識やスキルが身につくので決して無駄ではないです。だからこそ、本業の時間をどれだけ使うか?を考えてほしいのです。
まずは、自分で「することとしないこと」を分けておきましょう。
「できることとできないこと」で分けてしまうと、できることが多い人は自分でやっちゃえ!となりがちなので、「あえてやらない」選択も大切です。
本業に支障があるほど時間を掛けたり、自由時間や健康、大切な家族との時間を削ってまですることなのか?と考えれば、おのずと「ここまでは自分でやろう」「この先は専門家に依頼しよう」「これは今じゃなくてもよい」などと冷静に判断できます。
自分の時間を大切にしながら、長く続く教室経営をしていきましょう!