インターネットの向こう側にあるもの

昨日、あるIT系ツールのセミナーに参加しました。自分もユーザーで便利に使っているものなのでみんなに紹介できるかな?と思い、動画配信もあったのですが、わざわざ実際のセミナーに参加してみました。

セミナーを終えてから、名刺を持ってご挨拶に行き、リトルヘルプという会社で小さな事業のためのIT支援をやっています。興味を持っている方も多いので説明に来てもらうことは可能ですか?と聞いてみました。

「あー、日程が合えば…」という言い方をされたのでウエルカムじゃないんだなというのは分かりました。そして「××というファンフォーラムがあり、ファンの人たちが集まって色々やってるのでそこを見てください。またはユーザーサポートに聞いてください」と。

せっかく来てるのにユーザーサポートに問い合わせろなんだ。ふーん。

だいぶ私もテンション下がったのでもういいやと思い、帰って来ました。

で、教えてもらった××。

××と検索すれば出て来るということだったんだけど…出てこない。

「出ないし」と何気なくツイッターで呟いたら、すぐにメンションが入り「先ほどはセミナーご参加ありがとうございました!こちらです!」とリンク先を教えてくれました。

すごいな、セミナーの後すぐにキーワード検索するんだな。さすがIT系。っていうかツイッターすごいな。

せっかくなので、「わざわざ出向いて名刺までお渡しして聞いたんだからその場でもう少し丁寧に教えてくださってもよいのでは?」とリプライしてみたらそれはスルーでした。笑

そして教えてくれたリンク先。

トップページに「小さな事業を応援しています!!」と出てきたのを見てなんだかなぁと思っちゃいました。

IT自習室に来られる方が「こんなこと聞いたら悪いんじゃないかと思って。」「敷居が高く思える」と口々に言っていることが脳裏に浮かびました。たしかにIT系苦手と思っている人がこんな対応されたらもう他も行かれないかもね。

冒頭のイラストは、オムロンのMR.イノベーションこと竹林一氏が描いたものです。

「IoTは人を幸せにするピエロ」 *IoT…Internet of things

いつぞやの勉強会で竹林さんが描いたこれ。いい絵だなぁと思って保存してました。(ご本人の承諾を得て載せてます)

どんなに素晴らしい技術でも所詮はツール。それを使う人がハッピーになってこそ意味があるんだよ、ということ。

勉強会で繰り返し繰り返し出てくる話しです。

リトルヘルプもそういう気持ちで運営してます。

ITツールを儲けるためのものと見るか、

みんなを幸せにするものと見るか、

皆さんはどちらですか?

利用した方のクチコミで、IT自習室のお申し込みを続々と頂いてます。

私たちの本気がひとりひとりに伝わると嬉しいです。

misaling

リトルヘルプ合同会社 一応代表 松本美佐

教室業の庶務をどうにかしたい!から顧客管理アプリの開発に着手。それからたくさんの経営者さんの話を聞き「もっとITを活用しよう」を推進するプロジェクトをはじめました。たくさんの皆さんのご支援の元、2016年9月「テトコ on kintone」リリース&リトルヘルプ合同会社設立。

初級システムアドミニストレータ、中途半端なITオタク。

小さきものが山を動かす

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