リトルヘルプの松本です。
2016年9月28日に行われた「わたしたちの未来地図をえがこう」の様子です。60名を超える皆様にご参加いただきました。
トップバッターはマムズクリエイティブグループ今松智恵氏。
「普通に結婚して子供を産んだだけなのに、仕事が出来なくなった。」
やる気も才能もある女性がライフステージの中で、クリエーターとして会社勤めをすることが難しくなる現状を率直に語り「それはおかしい。」と。そして”ママ”はよく取り上げられるけどそういう状況で困っているのはママだけではないはずだとするどい指摘も。
わたしも常々”ママ”という括りはいいんだか悪いんだかと思っていたのでびびびっときました。
そして私の大親友、株式会社オリーブ&オリーブの福島利香氏。
料理の会社を経営する利香さんのところへは大手企業からひっきりなしに相談やオファーが入ります。パートさんやアライアンスメンバーはいるものの基本はひとり。
守秘義務があるデータの取り扱いにはとても気を遣っているが自分はITが苦手。庶務管理をセキュリティのしっかりしたシステムと信頼できる人に任せられたらどんなに楽かと思っているという話。
確かに誰でもいい、なんでもいいというわけにはいきません。「苦手だから!」と言ってプレゼンの時PDFのスクロールまで私にやらせていました。…演出です笑
そして3人目は合同会社はひぷぺぽの宮村柚衣氏。
自身の子供が待機児童になったことをきっかけにわずか数ヶ月で保育園を作ってしまった伝説の人。そのきっかけとなったのは行政の文句ばっかり言っている自分にはっと気が付いて嫌になった。それなら自分でやってしまえと。そしてこれからは保育士の楽園プロジェクトや女性の起業家同士が出会える場作りをしていきたいと。
この行動力と決断力は女性の良さ。こういう女性を応援しないで誰を応援する!!と思います。でもどっちかというと私がフラフラしてるのでいつも柚衣ちゃんが応援してくれている感じです。昨日もゴチになりました。
そしていよいよ、お教室マネージャー「テトコ」の紹介です。
テトコの機能の紹介、そして実際に画面を動かしてデモンストレーション。皆さん熱心な様子でご覧になっていました。
たくさんの質問をいただきました。
顧客管理アプリを導入することは大変そうだ。それをやってどんなメリットが?という質問がありました。
実際に10年以上顧客管理が出来ずにいた私などその膨大な量のデータ(もはや活かせるのかどうかもわからない)を全部入れようと思ったらたしかに大変な手間です。でも、初期導入が大変なのはどんなものでも同じ。
ではそこでひとがんばりするとどういうことに結びつくのか?というと、
- 今後の庶務が軽減される。全部テトコに入れることで、(これどこに記録しておこうかな?)などの迷いがなくなり、気分的にすっきりします。
- 探し物がすぐ分かります。実際の先生の声で多かったのが「過去その生徒さんが何を受講されたのかが分からず調べる」というものでした。わたしなどは、メアドや住所の変更の連絡をいただいてもどこに行ったか分からない、どっちが新しいのか分からないということまでやらかしていました。これからはテトコに入れておけばよく、更新履歴も残ります。
- データを活用していくことができます。これは私自身もこれから勉強し皆さんと共有していきたいと思っている部分です。データを集積することで次のアクションに結びつけることができます。「この時期に申し込みが多くなるからイベントをやってみよう」「このレッスンは評判がよく集客に強かった。」「お誕生月に割引チケットを送ろう」「1年来ていない方にキャンペーンの案内をしてみよう」アイディアは様々ですが、それぞれの教室らしいプロモーションに活用していけばファン作りに役立てることが出来るでしょう。
そして、テトコは勉強会や交流会などを開き、顔の見える距離を大切にしていきます。ちょっと聞きたいな、こういうこと困っているんだけどを相談できたり、ひとりで孤独な経営者のほっとできる場所を作っていきます。
そして最後にサイボウズ社の地域クラウドプロデューサー永岡恵美子氏に応援メッセージをいただきました。
ITで出来ることはITにお任せし、本当にやりたいことに力をそそいでください。
シンプルでリトルヘルプで実現したいことすべてをいい表しているすてきな言葉を頂戴しました。IT業界の人たちは自分たちのもてる技術で社会をよくしていきたいと思っています。だからそこと繋がらない理由はない!永岡さんも「自分もITが苦手でした。」とおっしゃってました。躊躇せずにどんどんみんなと仲良くなりましょう。
タイトル通り、未来地図をえがくワクワク感にあふれた時間となりました。
左から
CTO兼宴会部長 斎藤栄(kintoneエバンジェリスト)
次長課長 尾井理恵(ヨガ&料理教室主宰)
一応代表 松本美佐(お菓子教室主宰)
船 長 森本伸夫(kintoneエバンジェリスト)
肩書きは自己申告制にしたらこんなことになっちゃいました。
イベント後の懇親会でもたくさん起案が生まれ、リトルヘルプに入りたい!と言ってくれる人もいて、いい具合にみんなを巻き込み始めてます。
アプリ「テトコ」はみんなで育てるアプリです。いただいた意見を反映してもっともっと使い勝手の良いものにしていかれるよう整えていきますので、温かく寛容な気持ちでこれからも応援してください。
女性パワー最高!今回のイベントでは「会いたかった○○さんに会えた!」とか「憧れの○○さんがいて感激した!」とかいう話があちこちで聞かれました。みんなが繋がれる場になったのも嬉しかったです。