今日は、「そもそも自分にウェブが必要なのか?」という大胆なテーマでいきたいと思います。というのも、私はこれまで
- ウェブが苦手
- インターネット?よくわからない
- 何からやっていいのやら
という方々にホームページ作成やウェブ集客のコンサルをしてきました。
中には「コピペ」という言葉を知らない人もいたりして(ホント)、でも努力によってブログやメルマガを配信し集客できるようになりました。
そうか、何事も努力よね、うん。という話をしたいのではありません。むしろ、「その努力は自分にとって本当に必要か?」というのを一度考えてみて欲しいのです。
口コミだけで集客していた時代があった
私の知人で手芸の先生がいます。インターネットがない時代から自宅や公民館で教えたり、自分の作品を販売していました。ご主人の転勤でイギリスで生活していた時に習得した技術を帰国後教えていたんです。
「どうやって集客してたの?」 って聞いてみたことがあるんですが、「興味のある人が自然と集まってきたのよ~。あとは口コミ。」というライトなお返事(笑)。なんて羨ましいこと。
チラシ配りや公民館の掲示板などを利用していたとか。インターネットがない時代はとにかくアナログでした。でも今は違います。
今の時代はネットで集客?
今私たちは、インターネットを使って情報を得ています。一方で、今もウェブをあまり使わない人もいます。例えばシルバー世代や高齢者。スマホもタブレットもPCも使えるアクティブシニアと呼ばれる方々もいますが、まだ少数です。
他には、パソコンは苦手だしスマホではLINEがメインで他のSNSはしないという方もいます。SNSをしないという人に、どうやって自分を見つけてもらいましょうか・・がんばってブログを書いたりSNSに投稿しても、自分のお客様に届かないとなるとちょっと萎えますよねえ。
そこで重要なのが、自分のお客様は「誰」なのか?その人はどんな人なのか?を深掘りすることです。
- スマホは持っているか
- 日頃から検索をする人か
- SNSのアカウントは持っているか
- 自分でも投稿するか見るだけか
- ネットバンキングは使っているか
などなど、ネットと親和性のある人かどうかもとても重要です。その上で「どんな手段で伝えるか」を決めるということです。
ウェブなのか、従来のアナログが良いのか、両方必要なのか。
今までとは違うお客様に出会う
もし、自分のお客様がネット上にいないのなら、アナログ方式を考える必要があります。でも、逆を言えばネット上には今までとは違う新しいお客様がいる。その人たちに出会うチャンス!とも言えるのです。
どう転んでも昔のようなアナログに戻ることはないんです。ITやウェブが苦手だからと諦めていたらその先は萎んでいくだけなので、今の事業を続けたいなら時代に合わせる努力や覚悟は必要です。
「誰にどんな手段で伝えるか」この視点で考えながら、努力すべきところに力を注ぎましょう。