無料で提供しているワークブックには、教室のオンライン化を提唱しています。
オンライン化と簡単に言っても「じゃあどうしたらいいの?」って悩んでる人も多いと思うんですよね。
そこで今回は、その悩みを解決する方法を具体的に書きますね。
①教えられることを細分化する
「オンライン化」というと、今教えてることと同じ内容をZoomでとか、動画を作ってとか、そんな風にイメージしがちです。それもオンライン化のひとつではあるけど、まずそこから一旦離れましょう。
Zoomや動画は方法・手段です。方法を最初に決めてしまうと、その方法に合ったことしか考えられず、視野が狭くなり「やっぱり無理」となりがち。
ではどうするかというと「何を教えるのか」を考えるのです。具体的には、教室で教えていることを「細かく分ける」ことです。例えば料理教室だったら、
- 食材の選び方
- 食材の切り方
- 食材の保存方法
- 食材の使い回し術
など、食材に関してだけでも4つに分けられました。これを「道具」に置き換えたらざっくり8個できます。他の教室も同様に考えられます。
どうでしょう、まだまだ細分化できそうじゃないですか?はじめは「オンライン」からキッパリ離れて考えてみましょう。
②細分化したら内容を作ってみる
このままでは他の教室との差別化ができてないので、もっと練り上げていきましょう。次にすることは内容を作ることです。
ここでもまだ「オンライン化の方法」は出てきません。「誰に何を提供するのか」を先に考えます。
ネット上にはオンラインレッスンがたくさんあります。なるべくニッチ(狭い)で誰もやってなさそうなことはなんだろう?と考えます。そして、「誰に何を」は今の教室の内容と少し違っていても全く問題ありません。
例えば、今は「働く30代女性の時短家庭料理教室」だとしても、「働く30代女性の超健康家庭料理教室」になっても良いということです。自分が提供できるスキルがあれば良いのです。
そうすると、①の例で出した「食材の選び方」が、「近所のスーパーで買えるヴィーガン食材の選び方」というタイトルになったりして、より狭い層向けに内容を練り上げられますよね。
このように、オンライン化のはじめの一歩は「オンライン」から離れて、何を提供するのか考えることから始めます。こうしてできたものは、まさに、
新しい事業を生み出す作業
この後でいよいよ「この内容だとどんな発信方法がよいか?」と方法を決めていきますが、もちろんオフラインでも使えます。
内容は今はざっくりでも構いません。どの方法で発信するかが決まれば内容が更新されてどんどん磨きがかかっていきます。ぜひやってみてください。