例えばなにか新しいプロジェクトを起こそうと思った時、アイディアを形にしたい時。
最初からオープンにやると、批判が集まったり、足を引っ張る人が出てきたりする。これ世の常。
だから最初は水面下で小さくはじめる。
同志を集め、地味に始め、コツコツと実績を積んでいき、よし!というタイミングで浮上する。
これが「秘密結社」のやり方。
先日開催した「オープン秘密結社四つ葉のクローバー」トークセッションの中で、飯島ツトムさんが「秘密結社の作り方は松本さんに聞いて」と突然言ったので、(えええ??わたし????)と、超・びっくりしたのだけど、あ、そっか。意識したことなかったけど、私のやり方は「秘密結社」なのだ、と納得。さすが我が師匠、ちゃんと見てくれています。
「リトルヘルプ」という会社もわたしが「教室向け顧客管理システムのいいのがない。作りたい。」というところから始まった。クラウドファンディングやたくさんの人を巻き込んで、途中大トラブル発生ですべてを失ったにも関わらず、そこからわずか半年でまったく違う形でリリースし会社まで設立しちゃったのだけど、振り返ればトラブルが致命的にならなかったのも秘密結社的に進めたからなのかもしれない。
最近でいうと、この11月にキックオフした「もやキャリ」。まだまだ水面下だけど初回満員御礼大好評のうち無事終了。
最初はひとりでもいつの間にかチームが出来上がっている。どうしたらそういうのができるの?ってことで秘密結社のつくり方です。
「秘密結社」レシピ
- やりたいこと
- 社会的意義
- 決意
- 笑い
- 聞いて欲しい人に「こういうことをやりたい」と話す。
- この人と組みたい!という人には単刀直入にそう言う。
- とりあえずできることから、なにか初めてみる。
- ダメだったら、組み直す。
以上繰り返し
大事なのは「なんかわかんないけど楽しそう」と思われること。だってしかめっ面しているプロジェクトなんか入りたくないよね。
だめならやめてもいい。わからなかったら期間を決めてやったらいい。
そのうち精度が上がってきて、良いメンバーと組めるようになる。
時間がかかっても、すぐに結果が出なくても本当にそれをやりたかったら続けること。
わたしも今新しい「秘密結社」考えてます。
皆さんもおいしい「秘密結社」ができますように。