様子を見るってなにもしないことだと思ってない?

なんと、今日から2月です。年初から緊急事態宣言下で過ごしましたが、気軽に人と会えないのはなかなか辛いですよねえ。

ネット界隈では「Clubhouse」という招待制の音声SNSの話題で盛り上がってますが、「誰かと話したい」欲求の表れなのかなあ、なんて思ったり。

さて、今日は印象に残ったお医者さんの話しをしたいと思います。先日珍しく酷い頭痛で寝込んでしまったんですね。50代という妙齢ゆえ心配だったので初めて脳神経外科に行きました。「偏頭痛だと思うけど念のため」ということでMRIを撮った結果、脳は異常なしでした(ほっ)

まあそんなことより、先生の話が印象的だったんです。

様子を見るってどういうこと?

先生は、「頭痛の頻度も少ないようだから薬は出しません」という言葉に続いて、「これ、つまり様子を見るってことなんだけど、そう言われてみんながするのは何もしないことなんだよね。」と言われました。

むむ。確かにそうかもしれない。じゃあどうすればいいんだろう。

先生は続けます。「様子を見るっていうのは記録することなんですよ。例えば、毎日の食事や起床時間でもよいし、いつもと違うことをしたら書き留めておいても良い。」と。

今度同じ症状があったときに記録したもの(データ)をたどると、なにか原因や傾向がわかるかもしれない。それを「様子を見る」っていうことなんですと。

むむむむ。言われてみればそうだなと納得。お医者さんに「様子見ましょう」って言われると「放置しても大丈夫」に近いニュアンスがしてました。

ホームページの様子を見るとは?

もし、ウェブの相談をして「ホームページの様子を見ましょう」「SNSの様子を見ましょう」って言われたらどうしますか?何をしたらいいかわからないし困っちゃいますよね。とりあえず「なにもしない」人の方が多いのでは?

実はこれも医者の話と同じ。データを見るのです。幸いウェブではほぼ自動的にデータを取ってくれているので助かります。ホームページ(ブログ)だったら、Googleアナリティクス、SNSならインサイトです。

「この投稿はいいね!が多かった」「この投稿はアクセスが多かった」などの反応を見て、その反応はなぜ起きたのかを想像するところまでが「様子を見る」です。

様子を見るとウェブ集客がレベルアップする

想像するというのは、例えば「このSNSの反応は画像を変えたからでは?」「この記事のアクセスが増えたのはこの言葉をタイトルに入れたからでは?」と考えること。

そこから、次にどんな投稿をしようか、何について書こうなど、前に進むための思考の癖がついてきます。そう、データを見ることはウェブだけでなく、仕事をする上でとても大切なんだなあというのがわかりますよね。

自分の経験値から来る「肌感覚」「直感」も大切だけど、データも合わせることでウェブ集客のレベルが上がること間違いなしです。

Googleアナリティクスについては、設定や見方にちょっとコツが必要なのでここでは割愛しますが、また改めて書こうと思います。

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