SEOという言葉を聞いたことがあるでしょうか?SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、検索で自分のホームページを見つけてもらうための対策の一つです。
検索画面で教室を探すときに入れる言葉(検索キーワード)をホームページやブログで使用し、自分の教室を表示されやすくする、ということですね。
自宅教室こそ検索キーワードが重要
教室を探すときに入れる検索キーワードは「地域名 〇〇教室」が圧倒的に多いです。でも、自分の教室がなかなか出てこない、出てきても2ページ目3ページ目なんてこともあります。
自宅で開業している場合はGoogleマップに自宅の場所を載せたくないなど不利な点もあり、大手教室などが上位に出て来ることも。
でも諦めないで。自宅教室でもホームページやブログの中に検索キーワードが入っていれば上位表示は可能です。
検索キーワードの見つけ方(例)
①まずは検索キーワードを調査
「地域 〇〇教室」の他に、どんなキーワードを入れているか確認します。ここでは便利なツールを使うと良いです。私が使っているのはラッコキーワード
無料ですが、利用は1日5回まで。5回以上利用したい場合はメールアドレスを登録します。
試しに「横浜 パン教室」と入れてみると、以下のような結果が表示されます。
「横浜 パン教室」以外の言葉に注目してみると、もう少し絞った地域名や天然酵母、子連れなどが入力されてますね。
②生徒さんの心の中を想像する
実は検索している人の気持ちや考えていることは、この検索キーワードだけではわかりません。以下のようなことが隠れていると思ってください。
- 困っていること
- 気になっていること
- 比較していること
- 期待していること
- 避けたいこと
ここに隠れたキーワードがあります。なぜ教室を探しているのか、教室に通いたいのかと考えるとわかりやすいです。
- アレルギーがあるから自分で作りたい
- 毎朝焼きたてが食べたい
- パン屋さんを始めたい
などなど。例えば「グルテンフリー」をコンセプトにしているならアレルギーがある人が見つけやすいし、こういう人が使う検索キーワードは何か?を想像しやすくなります。
③検索キーワードをストックしておく
次はいよいよキーワードを抽出です。下の図のように検索キーワードの幅を広げて候補を出しておきます。
こんなふうに絞り出した検索キーワードをストックしておきましょう。
検索キーワードを使って積極的にブログを書く
このように絞り出した検索キーワードは、早速ホームページやブログでどんどん使っていきます。
一番活用しやすいのはブログです。キーワードをテーマにどんどん書いていきましょう。タイトルにも必ずキーワードを入れるように習慣づけてください。
タイトルに関しては以下の私の記事を参考にしてみてください。
「ちょっとしたことだけど知りたい」ようなことはよく検索されています。教室で教えていれば、そのような「小ネタ」はあると思います。教えている先生にとっては取るに足りないことでも、それを知りたい人はいるのです。
実際に6年前に私が手掛けた自宅教室のホームページを例にすると、開設当初は決めたキーワードは少々ライバルが多かったのですが、レッスンで生徒さんからよく聞く「ちょっとしたこと」を絡めてブログをまめに更新し続けたことで、半年後にそのキーワードで検索一位を多く取れるようになり、集客につながりました。
SEOはじめの一歩<まとめ>
個人教室や自宅教室こそ検索キーワードは重要で、そのキーワードをホームページやブログに活用しようとお伝えしました。絞り出した検索キーワードは、SEO以外にチラシ作成などアナログなマーケティングにも使えます。
実際の生徒さんの声も併せてストックしておきましょう。
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