開業届けと確定申告の関係は?開業届けを出す意味

長く自宅教室を続けているけれど開業届は出していないという方は案外多く、理由としては、開業というほどのものでもないとか届けを出すと面倒くさそうとか、出そうと思っているんだけどついつい…とか、夫に止められているとか、そんな感じでしょうか。

また、開業届と確定申告って違うの?っていう素朴な疑問もありますね。

開業届を出さずとも教室を開くことはできますし、出さないと違法ということはありません。

開業届けと確定申告の関係は、開業届を出すと確定申告の時期に税務署から書類が送られてくるのでそれに従って確定申告をするということなんです。(最近はペーパーレスが進んでおり、申告書類不要の選択をすると書類はきませんが、申告はする必要があります。)

じゃあ、課税対象になるほどの売上がないのに開業届を出す意味ってなんでしょうね。

開業届けって文字通り「開業しますよー」と届け出るだけなのです。私は、事業者として取り組むという決意表明だと思うのです。

先日教室開業スクールに参加してくださった教室経営者の方々が揃っておっしゃってたのが、「長く教室をやっているけど、胸を張って教室経営をしていますって言えないもやもやをずっと抱えている。」ということでした。

「趣味だからいいんだ」「いや、でも結構がんばっている」「でもそんな立派なこと言えるほどの売上じゃないし」気持ちが行ったり来たりのモヤモヤを何年も胸に抱えている…。日本人女性は本当に真面目ですから、こういう方、すごく多いのではないでしょうか。

簡単です。開業届を出しましょう!

税金払えるほど稼げていませんって確定申告しましょう!笑

でも確定申告って面倒なんじゃない??と思うかもしれませんが、面倒なこともきちんとやってこそ経営者です。

ちゃんとやってるんだと気持ちが定まることによって見えてくるものが変わってきます。おのずと先に進めるようになります。

今は会計アプリで確定申告まで簡単にできるようになっています。17年もやっているのに未だ経理が苦痛な私でもできます。

税金たくさんきたら大変!と思う方。大丈夫です。基礎控除が結構大きいのです。たくさん稼げたら売上に応じて胸を張って税金を払いましょう。

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